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WSLO(世界舌側矯正歯科学会)に参加しました。
2025/04/07院長ブログ
院長の加藤です。
2025年3月6日〜8日までローマで開催されたWSLO(世界舌側矯正歯科学会)の第10回学術大会に参加しました。WSLO学術大会は2年に一度開催される舌側矯正(歯の裏側に矯正装置を装着して治療を行う”見えにくい矯正”の専門学会です。
世界的な矯正治療の需要としてヨーロッパにおいて舌側矯正治療のニーズが高かった関係で舌側矯正治療はアメリカよりもヨーロッパ(特にフランス・イタリア・ドイツ)が先進国で、今回はローマでの開催となりました。
本大会の大会長はローマにて舌側矯正専門で開業されておられるGiuseppe Scuzzo先生でした。今回のローマ訪問は2回目でしたが、私が40歳代の頃Scuzzo先生の診療所で研修した時のことを思い出しました。その時の研修でScczzo先生は上顎第1大臼歯の後方移動のためのペンデュラムアプライアンスの使用法について懇切丁寧に教えてくださいました。このペンデュラムアプライアンスは今現在も適応症の患者さんに装着して良い治療効果をあげています。
大会では学術口演の他、症例ディスカッション、学術展示、商社展示、アクティブメンバー(認定医)試験などが行われました。
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