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見えにくい矯正治療(舌側矯正)をお考えのみなさまへ
2016/09/26スタッフブログ
初診相談で「舌側矯正治療は痛いですか?」「発音しづらいですか?」という質問を受けることがあります。これまで治療をされた方から伺ったことを参考にお答えしているのですが、ご納得いただけているのかと常々感じていました。
そこで、今回は当院にて舌側矯正治療をされている患者様にご協力いただいている「痛みと発音についてのアンケート」の結果をご報告致します。
9割以上の人が何らかの痛みを感じているようです。内訳は、約7割の人が歯に力が加わる食事の時で、約3割の人は常に痛みがありました。また、舌側矯正治療でのブラケットの違和感や痛みは、個人差はありますが、装置を装着してから1週間ぐらいで違和感は薄れてくるようです。ブラケットそのものが小さくなり、ブラケット自体の違和感や痛みは以前と比べてさらに少なくなりました。
発音については、上顎より下顎にブラケットを装着した時の方がしゃべり辛い人が多かったです。舌を歯の裏側にあてて発音する言葉(サ行•タ行•ラ行•ナ行)に影響がでるようです。これも装置を装着してから1〜2ヵ月で慣れてきて、普段どおりにお話出来るようになってきます。ただ、意識的に発音の練習をしないと、いつまでもうまく発音できないこともあります。
これから舌側矯正治療を考えている方は、参考にしていただければと思っております。私たちスタッフにとっても、患者様の率直なご意見は勉強になりました。アンケートにご協力いただきまして本当にありがとうございました。
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