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アライナー型矯正装置 アソアライナーとは
患者様一人ひとりのためにオーダーメイドで作製される、日本製の透明で正確なマウスピース型の矯正装置です。
日本国内におけるアライナーによる矯正治療は2005年に登場しました。
2010年にはアソアライナーが登場し、以前からあるマウスピース型矯正装置:アライナーと基本的な部分は同じですが、アライナーの素材、厚みなどの種類、専用のプログラムの進化により発展を続けており、従来のアライナーと比べてより正確な治療ができる矯正装置となっています。
当院で使用しているAsoAligner®は、患者様に最適な治療を提供できるように、歯科医療用として国から使用を認められている歯科技工物として、歯科医師からの指示のもと、設計/製造されています。
(※海外製マウスピース型矯正装置は、歯科技工士法上の矯正装置にも、薬事法上の医療機器にも該当しない)
日本の国家資格である歯科技工士だけが直接的な製造を行っており、患者様ひとりひとりに最適なオーダーメイドで出来ております。
日本国内での徹底した品質管理のもと患者様へ提供しております。
カトウ矯正歯科におけるアライナー治療
当院では、矯正治療を専門に行う歯科医師としての知見と経験に基づいた診断により、アソアライナーによる個別の矯正治療方法を立案し、患者様に提供しております。(診断データをもとにしたアライナーの設計が治療結果を左右するからです。)
アライナーは、矯正治療を専門に行う歯科医師のもとで国内の矯正専門のラボが作製する日本製のマウスピース型矯正装置で、コンピュータで歯の移動を測定、解析、予測して作製します。
また、アライナー装着中も歯の移動をチェックしながら修正や追加を行っていきます。
アソアライナーの矯正治療の後は、患者様の希望により固定式矯正装置(エッジワイズ装置)での咬み合わせの確立を行うことができます。(矯正治療を専門に行う歯科医師ならではの咬み合わせ確立治療が可能です。)
アライナー型矯正装置 アソアライナーのメリット・デメリット
1, 透明で取り外しできる
アソアライナーは透明で目立ちにくいため周囲の人から気づかれにくく、取り外しは自由にできるので、食事や歯磨きは従来通り行えます。
2, 虫歯の治療やホワイトニングも並行して受けられる
3, 比較的低コスト
4, 日本製
アライナーの製作拠点は国内にあります。トラブルがあった場合でもすぐに対応できます。(紛失・破損・軌道修正など)
1, 適応症が限られる
- 移動距離が長い症例や抜歯が必要な歯列不正には使えません。
- 骨格に原因のある歯列不正や成長発育期の症例には使えません。
- 咬み合わせの改善は苦手です。
2, 装着時間を守らないと効果が出ない
アソアライナーは1日20時間以上装着しないと効果が出ません。
3, 歯型を何回も採る
新しい段階のアソアライナーを作製するごとに歯型を採るので、型採りが苦手な方にはあまり向いていないとも言えます。(プランニング(症例)により3 in 1、5 in 1を選択して、歯型を採る回数を減らすことができます。)
アライナー型矯正装置 アソアライナーの特長と使用方法
素材の弾性を利用し、必要な矯正力を部位に加えることで歯を移動させます。
- ソフト→ミディアム→ハードの順に使用していただきます。
- 1日20時間以上は装着してください。食事、歯磨き以外はできるだけ長時間装着してください。飲食時は必ず外してください。
装着時間が短かったり、使用しない日があると歯の動きが得られず治療が長期化する可能性があります。 - 紛失の場合は再製費用が必要となります。取扱いには十分注意してください。
- アライナーを洗って常に清潔に保つようにしてください。
治療の流れ
1, 初診相談(約30分)
お悩みと歯並びの状態を確認し、矯正治療についての概略(装置、期間、費用)についての説明をさせていただきます。
2, 精密検査(約1時間)
レントゲン撮影、写真撮影、歯型採りなどの資料採得を行います。
3, 矯正診断(約30分)
対応できるケースかどうかの正確な判断は、検査結果をもとに診断します。
アソアライナーが適応でない場合には、他にはどんな治療法があるかの提案もさせていただきます。
4, 歯型採り(約1時間)
歯型を採って、アソアライナーの作製に取りかかります。
作製期間は約2週間です。
5, 治療開始
アソアライナーを装着して治療を開始します。
装置の取り外しや装着時間、保管方法や清掃方法などについてご説明します。
症例にもよりますが、治療期間は約6ヶ月~1.5年ほどです。
6, 定期的に来院
1~2ヶ月に1回程度来院していただき、治療段階に合わせてアソアライナーをお渡ししていきます。
段階により歯型を採る場合があります。
7, 保定期間
全てのアソアライナーによる治療が終了したあとは、保定装置(リテーナー)を作製し装着していただきます。(別途、保定装置の費用が必要となります。)
リテーナーを指示通り使用しないと歯が後戻りを起こすことがあります。
アライナー型矯正装置 アソアライナーの適応症
- 前歯部の隙間(すきっ歯)がある不正咬合
- 前歯部の軽度の叢生(ガタガタの歯並び) ~非抜歯症例~
- 軽度の上顎前突(出っ歯) ~非抜歯症例~
- 矯正治療後の後戻り症例の再治療 など
アライナー型矯正装置 アソアライナーの矯正治療費
資料・診断料 | 55,000円 | |
---|---|---|
アソアライナー矯正料 | 片顎 (5セット:15シート) |
330,000円 |
上下顎 (上顎:15シート+下顎:15シート 合計30シート) |
660,000円 | |
追加アライナー | (1セット:3シート) | 44,000円 |
毎回の診察料 | 3,300円 |
※すべて税込表記です。
治療のリスク・副作用
- 装着時間が守られない場合や使用方法が守られない場合、歯の動きが得られなかったり、治療が長期化する可能性があります。
- 個人差がありますが、歯に痛みや違和感が出ることがあります。
- 唇や頬に装置が擦れて口内炎ができることがあります。
- 矯正治療後、保定装置を装着していただけないと、後戻りを起こす可能性があります。