ホーム » 症例検索 » 非抜歯にて治療を行なった成人の骨格性開咬症。

非抜歯にて治療を行なった成人の骨格性開咬症。

  • 20代
  • 開咬
  • 表からの矯正

24歳女性の患者さんです。広範囲で重度の開咬症でしたが、小臼歯非抜歯にて治療を完了しました。

矯正前

イメージがありません
Before Ⅰ
イメージがありません
Before Ⅱ
イメージがありません
Before Ⅲ
イメージがありません
Before Ⅳ

 右側の第1小臼歯から左側の第1小臼歯まで広い範囲で開咬となっています。著しい咀嚼障害(前歯で食べ物を咬み切ることが全くできない)が認められます。発音障害も認められました。

矯正後

イメージがありません
After Ⅰ
イメージがありません
After Ⅱ
イメージがありません
After Ⅲ
イメージがありません
After Ⅳ

 開咬の原因の大きな一つである舌突出癖(BeforeⅣの写真)を、MFT(舌癖の改善等のトレーニング)を行なって改善していただき、Up & Down エラスティックス( After Ⅳの写真)を装着していただきました。

 その結果、上下顎前歯部は適切な咬み合わせとなり咀嚼障害・発音障害はともに改善されました。

 良好な患者さんの協力により、動的処置期間は1年9カ月と予定よりも早く終了できました。
 動的処置期間:1年9ヵ月、治療費用:約90万円

 矯正治療には一般的に以下のようなリスクと副作用があります。

・患者さんによる適切なブラッシングが行われなかった場合に虫歯ができることがあります。
・ブラケット(装置)が粘膜を過度に刺激した場合、口内炎が起こることがあります。
・歯の初期移動の際に痛みを感じる場合があります。(通常数日で治ります)
・長期間の歯の移動により極めて希に歯根吸収が起こることがあります。
・矯正用の取り外し式ゴムを指示通り使用しなかったり、口腔の悪習癖が改善されない場合、計画している歯の動きが得られないことがあります。
・歯の裏側にブラケットを装着して治療を行う場合、装着後一定期間発音障害が起こることがあります。

治療費用

約90万円

まずはお気軽にご相談ください
電話受付時間
9:30 ~ 18:30
休診日
木曜日・日曜日・祝日
※月一回、休日診療を行っております
CLINIC BLOG