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リンガルブラケットを用いて小臼歯便宜抜歯にて治療を行なった叢生(ガタガタの歯並び)症例。

  • 20代
  • ガタガタの歯並び(叢生)
  • 裏からの矯正

26歳女性の患者さんです。

上下顎の歯並びに叢生(ガタガタの歯並び)を認めました。

小臼歯便宜抜歯を行い、リンガルブラケット(歯の裏側に装置を取り付けて治療を行う“見えにくい矯正治療” )を使用して矯正治療を行いました。

矯正前

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Before Ⅰ
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Before Ⅱ
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Before Ⅲ
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Before Ⅳ

 上顎歯列前歯部に叢生(ガタガタの歯並び)を認めます。下顎歯列の左側小臼歯部に叢生が認められます。上顎前歯は前突しており、上下顎の前歯は咬み合っていません。
 Before Ⅳの写真は治療中の上顎の写真です。

矯正後

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After Ⅰ
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After Ⅱ
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After Ⅲ
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After Ⅳ

精密検査を行なった診断の結果、上下顎小臼歯の便宜抜歯を行い、リンガルブラケットを用いて矯正治療を行いました。
 その結果、上下顎の歯並びはキレイに整いました。上顎前歯のリトラクション(後方移動)を抜歯空隙を利用して行うことができ、正常で機能的な前歯部の咬み合わせとなりました。
 After Ⅳの写真は治療中の下顎の写真です。

 動的治療期間 : 2年4ヵ月

 治療費用:約130万円

 矯正治療には一般的に以下のようなリスクと副作用があります。

・患者さんによる適切なブラッシングが行われなかった場合に虫歯ができることがあります。
・ブラケット(装置)が粘膜を過度に刺激した場合、口内炎が起こることがあります。
・歯の初期移動の際に痛みを感じる場合があります。(通常数日で治ります)
・長期間の歯の移動により極めて希に歯根吸収が起こることがあります。
・矯正用の取り外し式ゴムを指示通り使用しなかったり、口腔の悪習癖が改善されない場合、計画している歯の動きが得られないことがあります。
・歯の裏側にブラケットを装着して治療を行う場合、装着後一定期間発音障害が起こることがあります。

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