ホーム » クリニックブログ » 日本矯正歯科学会学術大会に参加してきました。
日本矯正歯科学会学術大会に参加してきました。
2024/11/11院長ブログ
院長の加藤です。
10月29日から横浜で開催された日本矯正歯科学会学術大会に参加してきました。
大会では学術口演・招待口演・教育口演・展示発表・商社展示・各種資格認定医の新規・更新症例審査と盛りだくさんの内容が行われました。
臨床指導医資格において、今回私は5年に一度の臨床指導医更新審査の症例審査を受験しました。(臨床指導医(旧: 専門医)とは、本文以下の脚注を参照してください。)
症例審査には、「著しい上顎前歯の唇側傾斜をともなう Angle Class Ⅱ Deep over bite case」と題した 歯の裏側にリンガルブラケットを装着して治療を行った(見えにくい矯正)症例を提出して更新審査を受けました。症例審査に協力してくれた患者さんと当院スタッフに感謝いたします。
今後も臨床指導医として矯正治療のレベルをさらに向上させ、矯正専門学会にて得られた最新の情報を臨床に反映して高度な矯正治療を患者さんに提供し続けていきたいと思います。
*(注)日本矯正歯科学会とは、歯科矯正学・矯正歯科臨床の進歩・発展を目的にし1926年に設立された日本を代表する歯科矯正学を専門とする学術団体です。7,000名程の会員により構成されております。
日本矯正歯科学会には、認定医・臨床指導医(旧専門医)制度があります。矯正治療に関して適切かつ十分な学識と経験を有する者を、認定医・臨床指導医(旧専門医)として認定しております。これは矯正歯科医療の水準を維持し向上を図ることによって、一般市民の皆さんに適切な医療を提供する目安となるために行われているものです。
現在、日本国内において 日本矯正歯科学会「認定医」は2831名、さらにその中で「臨床指導医」は379名です。
臨床指導医は、認定医の資格を有する者で矯正歯科領域における診断、治療および術後管理に関して高度な医療技術と経験ならびに専門知識を有し、他診療領域の歯科医師または医師らとの協力関係にあって適切な指示を与える能力を有する者と規定されています。
記事一覧に戻る